精油を生活に取り入れる

  • 2021年3月24日
  • 2021年6月21日
  • アロマ

こんにちは!

今日は精油を生活に取り入れることについて
書きたいと思います。

精油は、自然の植物から芳香物質を
抽出した天然の素材です。

植物が光合成をして、
そこから生じたエネルギーから
天然の化学物質である有機化合物を作り、
それが精油として抽出されます。

だから、植物の有効成分を
ギュッと、
ギュギュギュッと絞ったようなものですね。

なぜ、「ギュッと」を強調するかというと、

精油1kg=牛乳パック1本分作るのに
ラベンダー:100〜200kg
ローズ  :3〜5t
が必要なのです。

すごい量ですよね!
だから、天然の精油は
お値段も高いわけです。

そして、香りを認知する嗅覚。

嗅覚は五感の中で
唯一脳にダイレクトに伝わる感覚です。

鼻と脳って近いし、
繋がってますよね。

香りの分子を嗅覚がキャッチすると、

感情や本能をつかさどる
「大脳辺縁系」

自律神経をつかさどる
「視床下部」

それらに香りの情報が直接伝わり、
体温や睡眠、
ホルモンバランスや免疫機能等の
心身のバランスを整えます。

穏やかですが、
確実に体の中は反応していくのです。

また、精油は他の香りよりも
分子が小さいがために、

皮膚からリンパや血液へと
浸透し、全身を巡ります。

ですから、スキンケアにも
効果があるのです。

さて、様々な使い方をご紹介します。

①芳香浴

精油を室内に拡散し、心身のバランスを整えます。
ディフューザーやハンカチに1、2滴垂らしたり、
マグカップや、ボウルに湯を入れて精油を加えたり。

②沐浴

入浴中に精油の香りを楽しむ方法。
入浴の温熱効果とともに相乗効果が望めます。

③吸入法

鼻や口から吸入する方法。
湯をはった洗面器などに
精油を落として吸入します。

④フェイシャルスチーム

湯をはった洗面器に精油を落とし、
バスタオルをかぶって、
顔に蒸気を当てます。
血行促進や、お肌の潤い効果など。

⑤湿布法

精油を落としたお湯や水でタオルを絞り、
それを身体の一部に当てて湿布します。

肩こりや腰痛などの
慢性的な症状には温湿布として。

筋肉痛などの
急性トラブルには冷湿布で。

⑥トリートメント法

精油を植物油で希釈したオイルを使って
身体や顔に薄く添付します。
リラクセーション、保湿、肌をととのえたり、
血行促進や筋肉のコリを
和らげる等の効果が期待できます。

⑦手作り化粧品

ボディースプレー、スキンローション、
入浴剤等。
精油の種類によって、
様々な効果が期待できます。

 

と、様々な利用方法があります。

私は、もう2年ほど
手作りローションやスキンクリームを
使っています。

もともと結構な敏感肌で、
市販のローションだと
肌が荒れてしまっていたのですが、

精油ローションや精油クリームを
自分で作って使うようになってから、

お肌の保湿が良くなったり、
肌のハリが感じられたり、
毛穴も目立たなくなったように感じます。

何より使った時の
ホッとする安らぎの感覚に
心が癒されます。

ディフューザーを使って
芳香浴もよく行います。

嗅覚は、最も原始的な器官と言われ、
睡眠中でも他の感覚は働きが
低下するのに対し、
嗅覚は低下しないと言われます。

だから、寝てる時間にも
リラックスして眠れる等の
効果があるのではないかと思います。

逆に精神を集中させる
リフレッシュ効果のある
精油もあり、

将棋将士の中村太地さんや、
競馬の福永祐一騎手が
対局中や、レース前にアロマを使って
集中力を高めている。

と聞いたことがあります。

私も頭痛の時に
ペパーミントの精油を嗅いで、
回復したり、

仕事中にオレンジやレモンの
精油を嗅いで
シャキッとやる気になったり。

ということはよくあります。

是非是非皆さんに
精油で癒しやリラックスを
体験してほしいな。
と思います。

以上、ありがとうございました!